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クリオスタット

包埋 embedding

1. イソペンタンをあらかじめ-20℃で冷やしておく。chill isopentane at -20℃
2. 発泡スチロール箱に容器とトングを入れておく。prepare a container and tongs in a styrofoam cooler
3. ドライアイスを細かく砕き、発泡スチロール箱に入れておく。crush dry ices
4. 容器にイソペンタンとドライアイスを加える。add chilled isopentane and crushed dry ices in the container
5. カセットに試料を置き、OCTコンパウンドを加える。add samples and O.C.T. compounds in a cassette
6. トングでカセットをつまみ、カセットの凹んでいる部分をイソペンタンに浸す。dip the cassette into isopnetane
7. 凍結したら-80℃の冷凍庫に保管する。store at -80℃

切片作成 sectioning

1. 試料を-20℃の冷蔵庫に数時間置いておく。place the sample in -20℃
2. 試料とスライドブラス(Frontier)と刃(C35)をクリオスタットのチャンバー内に入れておく。
3. クリオスタットのチャンバーを-20℃に冷却しておく。(初めの状態はチャンバーが-18℃)set temperature of a cryostat chamber and a sample head at -20℃
4. クライオ用の刃を装着し(赤いバーも入れる。使い終わったら外す。)、ロックする(右奥レバー)。set a knife for cryostat
5. 刃の傾きを5°に合わせ(ロックは右手前レバー)、横方向を調整する(ロックは左レバー)。
6. 試料をカセットから取り出しすぐにチャンバー内に置く。place the embedded samples in the chamber
7. チャックにOCTコンパウンドを塗りすぐに試料を貼り付け、その上に重しを乗せる。少し時間をおいて安定化させる。coat chuck with O.C.T. compound and place the sample on the chuck
8. チャックを試料ヘッドに取り付ける(試料ヘッドの固定は右レバー、チャックの固定は左スクリュー)。set the chuck on the cryostat
9. 切片の厚さをセットする。20 umくらいで面出しし、25-30 umでセクショニングする。set thickness of sections
10. 本体左側にある送りボタンを押して試料に刃を近づけ、薄切しながら試料を送り出す。do sectioning
11. 切れ始めたら全面が表れるまで切り進める。
12. スライドグラスを出して、用意しておく。ハンドルは必ずロックしておく。
13. アンチロール板をして切片を2枚作製する。make a section using the coverする。
14. アンチロール板の縁に金属等の硬いものをぶつけるなどして傷をつけないようにしてください。
15. ピンセットと筆を使ってスライドグラス上に切片を置き、広げる。place the section on a coated glass
16. 体温で温め切片を接着させる。warm the section to body temperature
17. 少し乾燥させてから顕微鏡で切片を確認する。oberve the section with a microscope

cyrostatの温度設定

庫内と試料ホルダーの温度設定によって、切れ方や切りやすい厚さが異なる。

```
庫内 試料ホルダー
-30℃ -25℃
-25℃ -20℃
-20℃ -15℃
```

クリオスタット終了作業

1. 試料ヘッドの冷却を切り(-または+を押してから鍵ボタンを押す。ドットが点滅することを確認)、チャンバー内の温度を-18℃に上げる(オフにしないように気を付ける)。ライトを消す。turn off the cooler of sample head, and warm temperature in the chamber to -15℃
2. ハンドルをロックする。rock the handle
3. チャックを外し、試料をスクレーパーではがす。再利用する場合はモルドにいれ保存する。
4. 筆を使ってチャンバー内をよく掃除する。
5. 改修したゴミはチャンバー外に出し廃棄する。
6. スライドガラスと刃をチャンバーから取り出す。
7. サンプルホルダーを後方に戻す。
8. 使用簿(ノート)に氏名,使用時間,異常の有無を記載する。

シールを使う場合

• シールを適当な大きさに切っておく。
• シールをあらかじめチャンバー内に入れて冷やしておく。
• ブロックにシールを張り付け、消しゴムでこすり密着させる。
• シールを軽く引っ張りながら上記と同様に薄切する。
• シールの端を持ち、シール面を下にしてスライドグラスにのせる。

​信州大学 農学部 土壌生物学研究室

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